パルスオキシメーターについて

ご自身の身体にどれくらいの酸素が行き渡っているのか気になったことはないでしょうか。特にエンデュランス のスポーツは究極の有酸素運動。他のスポーツと比較して最も酸素を多く使うスポーツと言って良いと思います。VO2Maxを測定してランニングの目標値を設定している方も多いかと。そこで、役立つのが「パルスオキシメーター」というい器具。医療向けの機械ですが、市販でも簡単に購入でき、自身の身体の状態をチェックするには良いツールです。スマートウォッチの心拍数での管理よりも詳細に知りたい場合におすすめです。

パルスオキシメーターとは

こんな器具です。

こちらはシースター株式会社のオキシマンS-114。この器具を使うとSPO2という指標を測定することができます。SPO2とはこちらの器具は少し古いので今アマゾンで販売していないようですが、大体3000円から4000円程度で購入することができます。

SPO2とは
心臓から全身に運ばれる血. 液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれる. ヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮. 膚を通して(経皮的に)調べた値です。

日本呼吸器学会のサイトを参照
https://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/disease_qa/qa_30.pdf

自分の身体にどれくらいの酸素が流れているのかというのをこの機械を使って調べることができます。

パルスオキシメーターの使い方

実際測定するの大変じゃないなのかという声もあるかもしれませんが、そんなことはありません。パルスオキシメーターの使い方は簡単です。
1. 電源を入れる
2. 機械の間に指を入れる
3. 数十秒間待つ

電源を入れるとこんな感じ
機械に指を入れているところ。
こちらが結果の表示画面。97%のSPO2と出ていますね。

パルスオキシメーターのメリット

このSPO2て何のために測るのかという疑問があるかもしれませんが、これは自分の身体の状態確認、メンテナンスに使えるということに尽きるのではないかと思います。疲労が溜まっていたり、前日飲みすぎていたりするとこの、SPO2の値は下がります。そんな状態でVO2Maxに近いような運動をするのは危険ですし、期待するトレーニング効果が得られないなんてことにもなり兼ねません。特にロングレースの後などは疲労が蓄積していて身体に十分な酸素が常に行き渡っていない状態になりがちです。例えば貧血。トレーニングで適切な負荷をかけられているか、今の自分にどんなトレーニングが適切かの参考情報を与えてくれるのがパルスオキシメーターです。

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