寝ても日中眠くなるのは何故なのか

最近、どれだけ寝ても日中の眠さにやられています。

何か、冬になるとすごく眠い。何故なんだろうと色々調べてみると冬季うつ病というものがあるらしい。

冬季うつ病は症状が軽いものでは自分がそうだと多分きづかないだろう。

冬季うつ病とは

冬季うつ病は、一般的なうつ病の症状である倦怠(けんたい)感や気力の低下などが起きるものの、他にも特徴的な症状があるといわれています。それは、いくら眠ってもまだ眠いという過眠や、甘いモノや炭水化物が無性に食べたくなる過食などです*1
と眠気に特徴を持つうつ病のようです。

なぜ冬季うつ病になるのか

冬季うつ病の原因は、「日照時間が短いこと」といわれています。日の光を浴びる機会が減ることで、脳の神経伝達物質である「セロトニン」が不足するという説明が一般的です。このセロトニン不足は、もともとうつ病の直接的な原因といわれているもので、不足すると食欲や性欲などの衝動が抑えられなくなったり、イライラしたりします。*1
つまるところ、セロトニンという物質が影響しているようですね。

セロトニンとは

セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。セロトニンが不足すると脳の機能の低下が見られたり、心のバランスを保つことが難しくなります。セロトニン不足は、ストレス障害やうつ、睡眠障害などの原因になりうることも知られています。*2

セロトニンは感情に影響することから「幸せホルモン」なんて呼ばれ方をしますが、脳内でつくられ、脳内で分泌されるので正確には脳内物質であり、ホルモンではないという見解もあります。実際には脳の活動が身体の活動に影響を与えている部分も大きいので、間接的にはその影響があると言ってよいでしょう。
ほかにも脳内物質にはノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミン等がありこれらを総称してモノアミン神経伝達物質と言います。

対策はどのようにすればよいのか。

脳内のセロトニンを増やすことにあります。脳内のセロトニンを増やすためには太陽光を浴びるというのが簡単な方法です。太陽の光が網膜に入ると、セロトニン神経が刺激され、セロトニンの分泌が活性化します。他にもこのようなやり方があるようです。

適度な運動と食事、早ね早起きが基本です。
リズム運動が大切で腹式呼吸、ウォーキング、水泳、エアロビクスなどがよいでしょう。子どもさんには、泣くこと、お乳を吸う、ハイハイ、咀嚼運動、歩行運動、駆け足、遊戯、自転車こぎ、水泳(バタ足、クロール)、音読、歌を歌う、太鼓たたき、手まりつきなどがよいでしょう。
脳内でのセロトニンの合成と代謝を助けるのはビタミンB6、マグネシウムです。
*3

セロトニンを増やすためには「太陽の光を浴びる」「食事」の他、「リズミカルな運動(規則的な動きの運動)」も良いとされています。これは、セロトニンが呼吸や咀嚼(そしゃく)、歩くなど、一定のリズムをとる行動に関わっているためです。*4

このようにセロトニンは太陽光を浴びるだけでなく、食事や運動を通じて生合成を助けることもできるんですね。
そういえば年末年始は足を痛めて運動できていませんでした。運動不足を解消すればセロトニンが増えて眠くなくなるなんてこともあるかもしれませんね。
運動しすぎて疲れて眠くなってしまうようではいけないですが、効果はありそうです。

<参考>

1. http://healthcare.itmedia.co.jp/hc/articles/1511/07/news011.html*0
2. http://www.y-c-c.jp/drbear/?p=41
3. http://www.japanclinic.co.jp/counseling/detail.php?id=61
4. https://www.so-net.ne.jp/training/column/beauty/tore_00080_serotonin.html

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